光線に関するQ&A

「なぜ人間には酸素が必要なのか?」「なぜ人間には水が必要なのか?」と同じことになります。

地球に生命が誕生しておよそ35億年、大気中に酸素が供給されるようになっておよそ5億年、人類が誕生しておよそ500万年になります。生命は、おかれた環境に適応するために進化し続け、現在の地球上の多種多様な生物になりました。ゆえに、地球上のすべての生物は、 生命の3大要素である 「太陽光線」「酸素」「水」を 絶対的に必要とする仕組みになっています。

人間を含め、あらゆる生物には、酸素や水と同じように光を利用したり、取り入れたりする数多くの器官や仕組みがあることが解明されています。

人間が作り出した電球や蛍光灯、LEDなどの光と、自然の太陽光は明らかに違うことは、誰もがわかると思います。電球、蛍光灯、LEDが発する光からは、単独の波長のスペクトルしか出ません。これを単独スペクトルと呼びます。

しかし太陽光は、およそ10万種類に及ぶさまざまな特性を持った波長の光の集合体です。これを連続フルスペクトルと呼びます。

アーク光線は、医療用カーボンを約3000℃の超高温で燃焼させて、直径1cmの人工太陽を忠実に再現しします。しかも人体に有害な波長は放出しませんので安全に気持ちよく照射できます。

お悩みの状況や程度により異なりますが、どのような方でもまずは、3ヶ月間位は続けることをお勧め致します。

光線は、空気や水と同じです。喉が渇いたら水を飲むように、光線も不足したら補う必要があります。カゼをひいたら服用するカゼ薬とは違うのです。健康な身体を維持するために、 常に適度な光線の照射をされることをお勧めします。

紫外線に関するQ&A

波長が1~400nm(ナノメートル)の光線を紫外線と呼びます。細かく分ければ何万種類もありますが、大きく3つに分けて、1~230nmをUVC、230~320nmをUVB、320~400nmをUVAと名づけています。最も強力なUVCは、オゾン層に阻まれ地表に届きません。日焼けの原因となるUVBは通年地表に届きますが、日本では太陽の近づく夏場に増加します。UVAは、世界中どこでも日照があれば通年地表に届きます。この UVAは、人類が誕生するはるか昔の5億年前から地表に届いていたもので、オゾン層の破壊による紫外線の害とは無縁のものです。

また、自然光である太陽光線の紫外線は、単体ではありません。太陽光線は、大別して紫外線、可視光線、赤外線の10万種類もの波長が複合的に絡み合った光の集合体で、連続フルスペクトルと呼ばれています。この光の集合体が、波長が持つ欠点を互いにかばい合い、協力し合って生物に複合的な作用を及ぼすのです。

人工的に作った紫外線は、一つの波長しか放出しません(例えば、230nm前後のUVCを放出する殺菌灯、320nm前後のUVBを放出する日焼けマシーンetc.)。これを単独スペクトルと呼びます。単独であるため、その波長の長所と短所が顕著に現われ、場合によっては副作用があります。
ちなみに紫外線はリッター博士が発見し、英語ではUltra Violet Ray(ウルトラ・バイオレット・レイ。略してUV)と名づけられました。これには「非常に優れた光」という意味があります。

オゾン層の破壊に伴って危険視されている紫外線はUVCとUVBです。 世界の一部の地域でオゾン層が薄くなり、以前よりもUVBの量が増えました。強力なUVBを「必要以上に」浴びるとよくないとされます。
最も危険度の高いUVCは、ほとんど地表に届くことはありません。
(人工的なUVCが実験等に使われています)
UVAは人類が誕生するおよそ5億年前から地表に届いていました。オゾン層の破壊によって問題視されている皮膚ガンの発生とは関係ありません。

※光線治療器は、有益紫外線のUVAを発生させます。しかも自然界と同じ波長領域の「連続フルスペクトル」ですので安心してご利用できます。また、波長領域や各々の光の強さを自由に設定できます。

紫外線の実験方法の多くは、自然界には存在しない人工的に作られた紫外線のキセノン光(キセノンを放電させる高出力の紫外線電灯)を用いて行われます。
目に与える影響を調べる実験では、ラットやサルのまぶたを金具でこじ開け、強力な紫外線(UVC、UVB、殺菌灯に使用するもの)を長時間にわたり照射して、紫外線は白内障の原因となると結論付けます。同じように皮膚ガンの実験は、ラットの毛を剃った部分の皮膚を紫外線で焼き、紫外線は皮膚ガンの原因となると結論付けます。
これらの実験で最も気を付けるべき点は、 自然の太陽光下で行われていないこと、また絶対にあり得ない状況下で行われていることです。

世界の地域差(緯度差)から生じる日照量の違い(自然の太陽光)と、ガンの発生率および死亡率を比較対象する研究が行われています。

乳ガン、大腸ガン、卵巣ガン、前立腺ガン、悪性リンパ種、膀胱ガン、食道ガン、腎臓ガン、直腸ガン、子宮ガンの13種については、 太陽光(紫外線)が不足すると、ガンの発生率、死亡率が2倍になるという研究が報告されています。 また、皮膚ガンについては、人工紫外線を用いて実際にはあり得ない状況下で行った動物実験とはまったく反対の結果が得られました。つまり、太陽光(紫外線)の日照量と皮膚ガンには何の有意差もないという臨床結果が報告されています。

一般的に、シミができる原因は紫外線とされていますが、シミのできた部分に化粧品(基礎化粧品、メイク、UVカット剤、日焼けローション、シャンプー、リンス、ボディーローション)等を使っていなかったかどうか思い出して下さい。
紫外線には化学作用があります。これは、ある物質をまったく別の物質に変化させる作用です。この紫外線の化学作用は、地球上のあらゆる物質・食物・動物に応用され、自然界が成り立っています。

しかし、人工的な物質には悪影響を及ぼします。化粧品等に紫外線が作用すると、成分中の合成化学物質が別の化学物質に変化してシミや皮膚ガン発生の要因になっていることは、以前から指摘されています。

日本でシミが急増したのは、欧米からの合成化学化粧品が輸入されるようになった、第二次世界大戦後です(化粧品メーカーの話を信じるならば、今のような紫外線カット化粧品がなかった時代の人、例えば江戸時代の人々は、シミだらけだったことになってしまいます)。

※多くの化粧品や紫外線防止剤に含まれているウロコニン酸をはじめとする数多くの化学物質が皮膚ガンを促進し、誘因になる可能性は、以前から指摘されてきました。皮膚ガンやシミのできる場所には必ずといっていいほど、これらの物が使用されています。

その他

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医師から日光に当たってはいけないと指示されている方は、受けられません。
次の病気の方は使用できません。

  • 全身性エリテマトーデス
  • ポルフィリン症
  • 色素性乾皮症