人類は、太古の時代から太陽を神と崇め、また病気の治療手段として太陽光を利用していました。医学史の上では、医学の祖とされているヒポクラテス(紀元460年生まれ)が本格的な日光療法を始めました。その後、科学的、医学的根拠が与えられ、日光療法は世界中に広がりました。 人工光線治療器としては、1903年にデンマークのニールズフィンゼン博士が 現在の治療器の原型であるカーボンアーク灯を創案し、ノーベル生理医学賞を受賞しました。日本では、明治41年に東大の初代教授である土肥博士によって東大皮膚科で使用されました。その後、東京光線療法研究所の宇都宮義真博士の研究に基づき、昭和7年に国産初のカーボンアーク灯が、イビデン株式会社(一部上場企業)の協力によって開発されました。しかし、機器の構造上取り扱いが容易でなかったため、その使用は一部の大学病院や専門家に溜まっていました。近年、コンピーター制御の開発によって誰もが簡単に使用できるようになり、現在では、さまざまな分野で注目を集めています。
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