わが国では三人に一人は癌で死亡していますが、紫外線による皮膚癌で死亡する人は極めて稀です。
それは日光の恵みを受けなければならない自然の摂理の必然性のために獲得した神秘的能力、紫外線(UVB)による遺伝子(DNA)の傷を紫外線(UVA)が活性化する癌抑制遺伝子と光回復酵素で修復する光回復
が備わっているからです。しかし殆どの人が光回復を知らずに闇雲に皮膚癌になると信じさせられています。
ましてや紫外線を浴びるほど日常経験する多くの癌を予防する効果が報告されていることを知りません。詳
細は省きますが、1980年にガーランド博士がわが国でも増加の一途を辿っている乳癌と大腸癌の罹病率、
死亡率が、日照に恵まれたアメリカ南部で低く、日照に恵まれない北部で高い疫学的事実について検討した
報告に端を発し、2002年にハーバード大学のグラント博士は紫外線量が多いアメリカ南西部諸州と少な
い北東部諸州の癌罹病率、死亡率を詳細に検討し、乳癌、大腸癌、卵巣癌、前立腺癌、悪性リンパ腫、膀胱
癌、食道癌、腎臓癌、肺癌、膵臓癌、直腸癌、胃癌、子宮癌の13の癌で紫外線に癌予防効果があり、被爆量
が少ない地域では多い地域に比べ死亡率がほぼ2倍になる癌もあると報告しました。また1982年にショウ
博士らは皮膚癌の一つの悪性黒色腫が予想に反して屋内労働者に多く、屋外労働者の二倍になると報告しています。これらの報告は紫外線を浴びるほど癌予防効果があることを示していますが、ビタミンDのカルシ
ウム代謝調節作用と細胞分化誘導作用が関与することが示唆されています。なお、紫外線はカルシウム代謝
に必要なビタミンDを生成した後にカルシウム代謝に関わらないが、細胞分化を誘導するビタミンD関連化合物を生成します。したがって癌予防に益するビタミンDを補うには十分に日光を浴びなければならないのです。
加齢による足腰の衰えを防ぐことは諸臓器の活性化にもつながりますが、どうすれば良いかという質問は
愚問です。お金で買える名医も流行のサプリメントも役に立たないことは誰でも知っています。だからこそ運動やウォーキングが盛んなのですが、屋内運動や日没後のウォーキングでなく、昼間、日光を浴びながら、
額に汗して屋外で運動しウォーキングをしてこそ自然の摂理にかない、アンチエイジングにつながるのです。
健康寿命を保って限界寿命を生きるアンチエイジングはすべての人の願いです。その願いをかなえるには、
食事は露地栽培の旬の食べ物を好き嫌いなく腹八分、移動は自分の足、そして日光を浴びる、このようなシ
ンプルライフに求めるべきです。すなわち自然と共生した暮らしこそ、アンチエイジングの万能薬であり、実際、世界で知られる長寿地方は、この条件を満たす僻地です。しかし、文明社会は多くの人々の生活の場から自然と共生する暮らしを奪いました。
アーク光線は、オゾン層の破壊と無縁の人工太陽として、安全な日光の恵みを何時でも、何処でも再現し
ますので、アンチエイジングの願いを、かなえる手助けになることは、間違いありません。
太陽光線または紫外線UVA、可視光線、赤外線の人体に対して確認されている作用
世界で発表されている太陽光線の臨床報告、研究結果として。
医学博士 宇都宮光明
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